大人から始めても楽しめる!
ここでは、『ピアノは大人から始めたって楽しめるものだ!』ということを記事にして言いたいと思います。
また、より楽しくピアノを弾くために工夫していることも書いていきます。
楽器は『楽しむ器械』
ピアノに限らず、楽器というのはそもそも、『楽しむ』ためのものです。
ピアノの本質は『楽しめるかどうか』だと個人的に考えています。
当然ですが、ここに年齢は関係ありません!
楽しめればどんな人がやったっていいのです。簡単な曲だって大丈夫です。自分さえ楽しく弾いて、ごく一部の親しい人に楽しく聴いてもらえれば、それでOKだと思います。
実際、そんな気持ちでリラックスしてやっていると勝手に上手になってしまいます。
楽しむことが上達への一番の近道だと最近は思っています。
大人からじゃ難しいと言う人は、ピアノの本質を理解していない
ピアノを始めたいけど始められない人の中には、『大人からじゃ難しいと言われたから...』と言う人がいます。
『大人からじゃ難しい』と無責任に言う人が確かにいます。しかし、楽しんでピアノを弾くことは全く難しいことではありません。
『難しい』と言う人は、テクニック的なことを言っているのだと思いますが、ピアノの本質はテクニックではありません!
しかも、あなたの上達の速度は他人どころか、あなた(本人)にも分かりません!笑
だから気にする必要はないんです。楽しんでピアノを弾いていればどんどん上達します!
テクニックのことなどは、曲をたくさん弾いているうちに悩めば良いのです。
「ものすごい難しいテクニック」はあなたの弾きたい曲の中には必要ないかもしれません。そんなのはやってみるまで分かりません。
ピアノは1万円くらいのキーボードから試しに始めることだってできます。やる前から重く悩む必要はありません。
『あなたの演奏である』ことが大事
ピアノを始めると、誰かに聴いてもらうために「発表用の曲」をとりあえず1曲だけは練習すると思います。
しかし、最初はもちろん上級曲どころか中級曲・初級曲ですら難しいでしょう。
始めたばかりの頃は、客観的に見ても、あなたの演奏は「初心者の演奏」でしょう。
しかし、どんな初心者の演奏であれ、『あなたの演奏である』ことが大事なんです!
あなたの演奏を聴いてくれる人たちはきっと、『プロの演奏』よりも『知り合いが弾く演奏』の方が感動するはずです。
実際にピアノを弾く私ですら、『知り合いの演奏』の方が感動します。
『知り合いの演奏』を聴くのは面白いです。なんか特別感がありますよね!
音色を変える
これは電子ピアノやキーボードを使っている人におすすめです!
ストリングスやハープ、トランペットなどに変えてみると、かなり新鮮な気持ちで弾けると思います。
ハープなどで弾くとかなり楽しいです!自分のピアノにはバイオリンはないのですが、クラシックの曲をバイオリンの音色でやっても楽しいだろうなあと思います!
ピアノの演奏に役立つことも
また、ストリングスにして弾くと、「レガードのやり方が雑だったな」など、ピアノの演奏に役立つことに気づけることがあります。
これは、ストリングスが『押している間はずっと鳴る』楽器だから気づけるのです。
ピアノの場合、全音符は2拍・3拍ぐらいで指を離してしまってもあまり違和感はありませんが、ストリングスの場合、はっきりと音がなくなります。
そこで、「自分はこの全音符のところ、少し手を抜いていたんだ!」と気づき、次の演奏に活かすことができます。
このように、ピアノの音色を変えて弾いてみると、マンネリにも効果がありますし、演奏にも効果があります。