ピアノの独学について | ピアノミュージック.net

大人からでもピアノはできる!

私はピアノは大人になってから始めました。

 

しかも独学です。レッスンには1回も参加したことがありません。

 

ここでは「大人になってからでも独学でピアノができるようになる!」ということを解説していきます。

 

独学は可能なのか

結論から言うと、「独学でピアノはできます」

 

ピアノが独学でできる理由として、ピアノ人口の多さから、「独学をサポートする教材が多い」ということが挙げられます。

 

入門者・初級・中級・上級とピアノは難易度別に様々な種類の教材があるため、自分のレベルに合ったものを選び、練習することができます。

 

人によっては「どれを選べばいいか分からない」という方もいると思いますが、今はインターネットで使用者のレビューを調べることができます。

 

「独学で進める方法を調べることができる」というのも独学でピアノができる理由の一つです。

 

独学のメリット

独学のメリットとして、

  • かかるお金が少ない
  • 練習は自分のペースでできる
  • 好きな曲を好きなだけできる

というのが挙げられます。

 

かかるお金が少ない

人によっては、これが1番の理由だと思います。

 

そりゃあお金が無限にあれば一度は経験してみたいけれども、週1回、1回30分で「月額8000円〜14000円」が相場です!

 

年間で10万〜16万円! しかもピアノは「1年でハイ終わり」という楽器ではないことを考えると、3年でも30万〜50万くらいはかかってしまいます。

 

自分は少し高いと感じてしまいます。

 

私はピアノ歴2年時点で、最初の情報教材3万円が一番大きな出費だっただけで、合計4万円も使っていませんでした!

 

レッスンに通っている人よりも15万円以上も安く済ませても、YouTubeで曲をアップしたり、友達の前で演奏するくらいにはなれます。

 

 

ちなみにレッスン1回30分は短すぎます!
私は旅行など特別な事情がない限り、1週間に7時間(基本1日1時間)は練習しています。そう考えると、結局、10万とか払ってもほとんど家での自己練習になるんです!

 

練習は自分のペースでできる

これが私が独学で行う一番の理由です。

 

独学はレッスンに合わせて練習しなくていいです。

 

仕事がキツくてピアノの練習ができないときも、割と穏やかで1日2時間くらいできるときもあると思います。

 

でも、独学の場合自分で調整して練習できます。

 

好きな曲を好きなだけできる

これも趣味として大事なメリットです。

 

ピアノは楽しむためにやるものです。極端な話、自分の好きな曲を自分なりに楽しく弾ければOKだと思います。

 

でも、もっといろいろな曲を弾きたいから練習をするのですが、練習も、「自分の好きな曲で、自分が少し難しいと思う曲」で練習したりもします。

 

好きな曲だから自然と練習できます。

 

「好きこそものの上手なれ」とはピアノにも当てはまると思います。

 

独学のデメリット

独学のデメリットは

  • 自分が正しいことをしているか分かりにくい
  • 強制ではないので、自分で自分をコントロールしないといけない

ということが挙げられます。

 

自分が正しいことをしているか分かりにくい

これは真っ先に挙がるデメリットだと思います。

 

私も、「これで正しいのだろうか?」と悩んだこと、何回もあります。

 

しかし、レッスンに通っても1週間に30分です。結局、自分で疑問を解決できる能力を身に着けないと長くピアノは続けていけないと思います。

 

また、これは最初の段階でDVD付きの教材を購入することでかなり解決します。
例→30日でマスターするピアノ教本&DVDセット!海野先生が教える初心者向けピアノ講座

 

DVD付きの教材の利点は「目で確認できる・いつでも見れる」ということです。

 

やはり文字やイラストより分かりやすいです。何度も助けられています。

 

先生の言う通りに進めていくだけなので、「自分は何が足りないのかも分からない」というピアノの入門者には特におすすめです!

 

強制ではないので、自分で自分をコントロールしないといけない

これは人によります。

 

自分でできる人はデメリットでもなんでもありませんが、締め切りとかがないとどうしてもやる気が...
という人はいます。

 

私は当然そういう性格の人はいると思います。その人が無理して独学でやる必要はないと思います。

 

結局、自分に合った方法でやるのが一番です!

 

使用している教材

ここに私が2015年9月時点で使用している(使用した)教材を紹介します。

 

初心者向け
  • 30日でマスターするピアノ教本&DVDセット!海野先生が教える初心者向けピアノ講座
  • 必須50課題を厳選 短期修了バイエル教本
  • 標準版ピアノ楽譜 ブルクミュラー25の練習曲
  • 努力よりコツ!ピアノがうまくなるにはワケがある
  • ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと
中級者向け
  • 大人のための音感トレーニング本 音楽理論で「才能」の壁を越える!

 

こう見るといろいろ買ってますが、合計3万円くらいです。

 

独学なのでレッスン代はなく、2年で3万円です。

 

結局大事なのは気合と根性です!笑

 

「買った教材を必ず最後までやる」これが一番大事です。

 

教材を真面目に最後までやれば独学だろうが力はついてきます。

 

おそらく、最後までやり通さなければ、レッスンを受けていても力はつかないでしょうから、真面目に取り組むことが大事です。

 

周りの人に過程を見られる訳ではないので、最終的に上手くなればOKだと私は考えています。

 

教材リンク

参考にしたい方もいると思うので、大事だと思う順にリンクを貼って、ついでにレビューも書いておきます。少しでも参考になったら幸いです。

 

初心者の方向け

 

30日でマスターするピアノ教本&DVDセット!海野先生が教える初心者向けピアノ講座

レッスン1 ごあいさつ
 

初心者の方が一番やってしまいがちなのが、「間違ったフォームで練習する」ということです。
本気でピアノをやるなら、「最初の基礎固めが大事」です!
基礎を固めてしまえばあとはなんとかなります。
この教材は2万円ほどします。しかし、ピアノのレッスンで1年で10万円以上かかることを考えたら全然お得です。ここで手を抜いてしまうと、2万円以上の損をしてしまいます。
教材も何も使わず、完全な独学でやっている人はたいてい「演奏のフォームがおかしい(特に小指)」です。小指が潰れて演奏してしまっているんです。
その人たちにトラブルが起きないのは、「間違ったフォームでも弾けるレベルの曲しか弾かないから」です。「速い曲は指が回らなくなって弾けない」はずです。
自分は高いレベルを目指しているので、最初にお金をかけました。

ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと

ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと

独学・レッスンを受けている人、どちらにも、「ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと」は必要だと思います。

親指側が軸ではなく、小指側が軸であり、これを逆にしようしていると指を痛めてしまう、頭と脊柱を繋ぐAO関節のこと、筋感覚のことなど、おそらくピアノの先生でも知らないことがたくさん書かれています。
日本語に訳されたものなのですが、かなり自然な日本語に訳されていると思います。